リーダー(=社長)の役割は、それぞれのメンバー(=従業員)に
「存在感」を与えることです。
そのためにはメンバーがチームの中で「どんな役割」を負って
いるかを明確にすることです。
そのためには、
・個々の役割は何か
・役割をこなすにはどうしたらよいか
・全体の中で役割がどう機能するか
を意識させることなのです。
しかし、この役割を正確に伝えないないと、メンバー個々の
存在が希薄になります。
存在感が希薄になるということは「いてもいなくても一緒」となり
がちです。
こうなると、単に「モチベーションをあげろ」といっても
「馬の耳に念仏」ということになってしまうのです。
サッカー日本代表前監督の岡田監督はあるインタビューで
次のように答えていました。
「選手は監督に自分を認められたいと思っているもの。
「俺のこと気にかけてくれているんだ」と感じさせることが、
選手のやる気を引き出すとのこと。
まずは個々の存在を認めることが重要です。
会社でもまったく同じことが言えます。
社長や部長がメンバー個々の存在を見つめることが重要です。
確かに、巨大な企業だと厳しい部分がありますが、これをヘッジ
するために事業制や部課制をとっているのです。
だから、部署のトップは中小企業の社長と同じなのです。
よって、中小企業であれば社長が社員全員をみることです。