面接時に面接担当官が重視する点は、面接者の見た目が重要となります。
なぜかといえば、初対面の場合、視覚から入る情報が、その人の第一印象を決めてしまうからです。
ちなみに見た目とは、単純に容姿のこともありますが、それ以上に身だしなみ、清潔感、立ち振る舞いが重要になります。
「人は見た目が9割」という本が以前、ベストセラーになりましたが、これはまったく大げさな話ではなく、面接という限られた時間の中だからこそ、まさに当てはまるのです。
面接する側は応募者以上に身だしなみに気をつけなくてはいけません。
採用担当者や面接官は企業の顔です。
採用担当者は面接で合格する場合は、「この応募者にもう一度会いたい。もっと話したい。」と思うはずです。
恋愛でも、友人関係でも、仕事で関わる人でも、身だしなみが整っていない人ともう一度会いたいと思うことは相手によほどの魅力がないと抱かないのではないでしょうか。
見た目が重要であるという根拠として、人物の第一印象は初めて会った時の3~5秒で決まるといいます。
またその情報のほとんどを「視覚情報」から得ているというのです。
この法則は「メラビアンの法則」と呼ばれるもので、初対面の人物を認識する割合は、以下のようになります。
・「見た目/表情/しぐさ/視線等」の視覚情報が55%
・「声の質/話す速さ/声の大きさ/口調等」の聴覚情報が38%
・「言葉そのものの意味/話の内容等。」の言語情報が7%
と言われている程、見た目である視覚情報が重要となってくるのです。