人事マネジメント

SDGsでも着目される働きがいとは

「働きがいがある」状態とは、会社と個人が相互に信頼しており、個人が自らの意思で前向きに仕事をしている状態を表します。

「働きがい」は、「働き甲斐」に変換することもでき、この「甲斐」には「○○する値打ち」という意味があります。

つまり、働き甲斐の有無は「その会社で働くだけの値打ちがあるかどうか」とも解釈できるのです。

この「値打ち」の有無や基準は個人の志向性によるところが大きいため、一概に会社のどの要素が働き甲斐に直結するのかは、明確ではありません。

働きがいとSDGsとの関連

外務省によると、SDGsとは、「Sustainable Development Goalswebsiteの略称であり、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指すための国際目標」と説明されています。

この目標は、17のゴール・169のターゲットから成り立っています。

「働き甲斐」についても言及しており、8番目の目標である「働き甲斐も経済成長も」です。

この項目の1つのゴールに「2030年までに、若い人たちや障害がある人たち、男性も女性も、働きがいのある人間らしい仕事をできるようにする。

そして、同じ仕事に対しては、同じだけの給料が支払われるようにする。」が設定されているため、昨今「働きがい」に対する注目や施策が増えてきました。

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