雇用保険料率の引き下げ方針
厚生労働省は、令和7年度(令和7年4月1日~令和8年3月31日)の雇用保険料率を1.55%から1.45%に引き下げる方針を発表しました。この案は労働政策審議会雇用保険部会で了承されました。新しい料率では、使用者の料率が0.9%、労働者の料率が0.55%となります。
現行の雇用保険料率の内訳
現行の雇用保険料率の内訳は以下の通りです。
失業等給付充当分:0.8%(労使折半)
育児休業給付充当分:0.4%(労使折半)
雇用保険二事業充当分:0.35%(使用者のみ)
雇用保険料率の検討
雇用保険部会では、昨年11月以降、財政状況を考慮して失業等給付充当分および育休給付充当分の7年度保険料率について検討してきました。
失業等給付充当分と育休給付充当分の変更
厚労省は12月23日の部会で、5年度の決算を踏まえた財政状況により、失業等給付充当分の料率を0.8%から0.7%に引き下げる案を提示しました。育休給付充当分については、0.4%を据え置くとしています。
<出所:令和7(2025)年度 雇用保険料率のご案内>
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