労働・残業問題

ギグワーカーは保護されるべき?

ギグワーカーとは、インターネット経由で
単発の仕事を請け負う労働者のこと。

ライブハウスなどに居合わせたミュージシ
ャンが一度限りで演奏に参加することを意
味する音楽用語「gig(ギグ)」に由来する。

料理宅配サービスの配達員の他に、ライド
シェアの運転手や特定のプロジェクト限定
でソフト開発の仕事を請け負うフリーのエ
ンジニアなどが典型。(日経新聞より引用)

●ギグワーカーは委託契約に基づく

ギグワーカーは、一般的には発注者との個
別の業務委託契約に基づき、単発業務の受
託者として、発注者から独立して仕事の遂
行を担う立場として整理されてきました。

ところが、「独立」という言葉とは裏腹に、
実際には、以下のような状況に置かれてい
るギグワーカーが存在することも事実で
す。

・いつも同じ発注者から仕事を請けて報酬
を得ている

・発注を受ける立場として相対的に交渉力
が弱い

・契約書に具体的な業務内容での記載のな
い状態で業務を実施

・1つの仕事に長時間拘束される

・労働環境が整備されない安全衛生の不十
分な環境で働く

・会社の従業員のようなふるまいを要求さ
れる

このような、およそ「独立」という響きか
らはほど遠いギグワーカー達であっても、
職安法上の「労働者」の要件となる人的従
属性や指揮命令関係を満たさないような運
用の下で働いています。

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