よもやま独り言

「副業」を受入れる企業と挑戦者の双方メリットとは

副業というとどのような印象をお持ちでし
ょうか。

・自分の可能性を外で試してみたいけど、
いきなり転職するのは怖い

・副業なら転職しなくともいい

・会社の看板を背負ったまま挑戦できる

この会社で何年間か経験を積めば、管理職
のポジションに到達できるだろうから
「今は我慢」といったキャリア意識が薄ま
っているようだ。

対照的に現在の自分は、自らの興味分野に
取り組めているか、誰かの役に立っている
か、という「現在起点」の意識が強まって
いる。

収入だけでなく、誰かに喜ばれて今の自分
の肯定感や満足感を高めるために「副業」
といった働き方を選択するという。

日本の終身雇用制度が制度疲労を起こし、
人手不足も相俟ってスキルを持った人材を
欲する企業が後押ししている側面もあるだ
ろう。

各人が何をしたいのかを確認し、そのため
に何を学ぶのかといったことを整理した結
果、「副業」で能力を試してみる。

このような流れがあると、人材の流動化が
始まる契機となるのかも知れない。

貴社の人材獲得のチャンス、また人材業の
チャンスとなるかも知れない。

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