人事マネジメント

社内でも活用できそうなスカウト術

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青山学院大学駅伝部の一風変わったスカウ
ト方法についてです。

バラエティー番組に大学駅伝部の監督は殆
ど登場しません。

余り余計なことを喋ってしまうと、他校強
豪校に情報が漏れてしまうとか、そもそも
TV出演自体が快く思わないといった理由
からか、バラエティーではお目にかかりま
せん。

しかし同校原監督は知る人ぞ知る有名人で
もあり、メディアにも度々出演します。

箱根駅伝で勝つためには強豪校から高校生
をスカウトしなければならないのですが、
その方法が一風変わっているということが
その名を知らしめた所以でもあります。

原監督自身も箱根ランナーを経験し、社会
人でも相応の活躍をした経歴があります。

しかし大学では監督指示のもと、記録を重
視した練習で充実感がなかった、というよ
うなことも述べています。

あくまでも箱根のトップランナーが記録の
対象であって、自己新記録を出そうが、気
合が足らない、練習量が足らないなど不満
を言われ続けてきたそうです。

そこで本人が監督に就任した際に、スカウ
ト方法を従来のものと変わった方針にした
のです。

うちの学校に来れば箱根で走れます、優勝
争いをしている名門校なのでチーム内の競
争に勝つことができれば活躍間違いなし、
といったものが今も変わらず行われている
そうです。

原監督は「男前しかとらない」と断言して
います。

「男前」とはジャニーズのようなイケメン
かと思われますが、そうではなく、「自己
表現」の豊かな選手を指すのです。

つまり「自己表現」が豊かな人間は、他人
の評価や指摘ができ、同様に自己評価や分
析ができる、他人や自己分析ができるとい
うことは、観察に優れた能力を持っている
ことに他なりません。

やらせれていると人間が感じたときは、そ
れ以上の活躍はできないということを、過
去の経験から学んだのです。

実力以上の目標を立てることも厳禁だそう
で、身の丈に見合った目標設定がモチベー
ションのアップに直結すると聞きました
が、実力以上の目標は妄想であって現実的
ではない。

高校時代に記録に恵まれなかった無名の選
手達をスカウトし、選手自身の自己管理に
委ね強豪校と競い合う組織を作り上げた原
監督に、今後も注目していきたいと思いま
す。

因みに今でこそ青山学院の駅伝は優勝争い
をするようになりましたが、ついこの間ま
で箱根出場すら許されなかったチームであ
ったことを申し添えておきます。

今回のスカウト術やモチベーションアップ
というものは、社内でも十分に活用できる
ものだと思うのですが。

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