有期労働・非正規労働

無期転換ルール前に考えたい限定社員制度で助成金

あと1年11か月で5年以上勤務する従業員から申し出を受けた場合に、無期転換ルールなるものが始まります。

当ブログでも紹介してきましたアレです。

申し出を受ける前に無期転換するのもいいですが、折角受給できるかも知れない助成金があれば一度検討いただきたく思います。

念のために、無期=正社員 ではありません。

さて、貴社には転勤のない社員、職務が限定されている社員がいらっしゃいませんか?

転勤はないという条件で働いてもらう社員、特定の職務だけをやってもらえばよいという社員を制度化してみたいとお考えではありませんか。

キャリアアップ助成金【多様な正社員コース】はそんな時に活用できる助成金です。

●ポイント

転勤がない正社員、限定の業務だけをする正社員について制度化すると、助成金がもらえます。

●典型的な正規雇用とは

多様な正社員を考える前に、典型的な正規雇用とはどういう雇用かを確認してみましょう。

典型的な正規雇用とは、労働契約の期間の定めがなく、所定労働時間がフルタイムで、直接雇用されている人、さまざまな勤務地に勤務し、いろいろな職種を経験し、残業命令にも従える人です。

雇用は安定していて、勤続に応じた職業能力開発の機会や相対的に高い賃金を得られる一方、長時間労働が慣行となっていることが多いような働き方です。

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