相変わらず需要の高い「日雇い派遣」でありますが、注意しなければ派遣法違反に問われかねません。
日雇い派遣業界は、「日々紹介」への転換を進めてきていますが、日雇い派遣で働いていた人材を「日々紹介」で活用するには、即日又は翌日の支払いが必要となってきます。
それを、雇用主(派遣先)が対応するのは、相当な労力又はシステムが必要となります。
中小企業ではその対応は難しく、容易に対応するには、紹介会社(旧:日雇い派遣会社)に支払いを代行させることになっている模様です。
「日々紹介」に際し、派遣先企業に気づいて欲しいのは、労働者派遣法の遵守は勿論のこと、「賃金直接払いの原則」を遵守しなければ、労働基準法(24条)に違反することになるということです。