「行動指標」という言葉があるのですがご存知でしょうか。
「行動指標」とは、最終ゴールである業績結果を出すため
のプロセスを分解し、そのプロセスを評価するための尺度
とお考えください。
●「行動指標」の例を簡単に挙げてみると
○カーディーラー ⇒ 車検獲得率
車検の獲得率が高い社員は、新車成約件数は高い
○建築資材販売会社 ⇒ 朝礼参加率
お客様の朝礼に参加させてもらっている従業員は、
自社商品の採用率、成約率が高い。
○ガソリンスタンド ⇒ ひと声かけ率
来店のお客様に「○○はどうですか」と一声かけている
割合が多いと、買い上げ点数が増える。
○スーパーマーケット ⇒ 試食回数
試食を出す回数が多いと、お買い上げ点数が増える。
これらを考えてみると、当たり前かもしれません。
当たり前のことを継続できることが成果を上げるコツです。
多くの優秀な従業員の特徴はここにあります。
「厳しい時代だから」と、社外のセミナーで勉強する
ことばかりに頼らず、
自社にある「優れた方法」を探し、共有させ、実行させる
ことが先決なのかも知れません。