最近、「ダイバーシティ」という言葉をよく耳にするようになりました。
一般には「多様性の需要」と訳されているようです。
「ダイバーシティ」という言葉を辞書で引いてみると、
(1) 多様性。相違点
(2) 企業で、人種・国籍・性・年齢を問わずに人材を活用すること。
ビジネス環境の変化に柔軟、迅速に対応できると考えられているようです。
多様性を受容することとは、正しく、トップの判断のみに頼ることなく、従業員の一人ひとりが経営者視点を持って働き経営に参画していくという、全員経営につながることなのです。
新しいことに挑戦したり、意見を口に出したりすることは勇気のいることです。
また意見を言うことで、誰かを否定することになるかもしれないし、挑戦の先には失敗が待っているかもしれません。
従業員に多様性を発揮してもらうためには、勇気を出さなくても、安心して何でも言い合える風土が必要です。
むしろ、失敗を推奨するくらいの風土をつくり、従業員が感じる不安や恐怖を取払い、勇気づけることが必要なのかもしれません。