人事マネジメント

手塩にかけた従業員が義理を欠いた退職

よく現場で起こるのは、「お客さんを持って行った」とか

「引継ぎもろくにしない!」といった、義理を欠いた行為

に、トップが負の感情をあらわにすることです。

これについては、もちろん悪いのは義理を欠いた行動を

した本人であり、被害を受けた側としては、怒りが込み

上げてくるのは当然のことだと思います。

しかし、もっと本質的に考えれば、義理を欠く行動をさせ

た原因は、経営者本人にあると考える事が、道理的です。

これは「正しい」とか「正しくない」とか、「許せる」とか

「許せない」という問題ではなく、現実的な視点で

今以上の明るい未来を描くための思考法です。

過去の経営者の「辞めさせ方」が今の従業員の「辞め方」

に繋がっているのです。

恥ずかしながら、私がかつて在職した会社でも、

同様の義理を欠いた行動を取った人間はいました。、

そういった人間は、折角の会社との関係性もなくなりますし、

いろんな局面で、「今だけ」「金だけ」「自分だけ」という行動

が多いので、早晩活躍はできなくなっています。

結局は因果応報なのです。

では経営陣はどうするのか?

このように義理を欠いた退職者とはどのように向き合う

べきなのでしょうか?

義理を欠いた退職者に心を乱されるのではなく、そこから

何を学び、どう未来に活かして行くかに集中した方が、

余程良い結果が生まれるということです。

それでも「心が乱れる~」と言う方はご一報ください。

私も同様ですが、分かっていてもひとりではなかなか

気持ちの整理が付かないことも良くあります。

明るい未来のために、一緒に心を整えましょう。

ハセベか?(笑)

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